元祖博多めんたい重

めんたい重だより vol.5

福岡の夏を彩る「博多祇園山笠」。櫛田神社の奉納神事で、毎年7月1日~15日に開催される博多三大祭りの一つです。正式名称は【櫛田神社祇園例大祭】と言い、国の重要無形民俗文化財、ユネスコの無形文化遺産に指定されています。
その歴史は古く、疫病退散を祈願して祈祷水を撒きながら町を清めてまわったことが発祥で、鎌倉時代から780年以上も続いているそうです。

全国的にも有名な「山笠」ですが、なんといっても見どころは重さ1トンを超える大きな「舁き山(かきやま)」が博多の街を駆け抜ける「追い山」です。
「追い山」は山笠最終日に当たる7月15日4:59に始まります。早朝にもかかわらず100万人を超える全国のファン、観光客が見守る中、七流(しちながれ)と呼ばれる7つの地区に分かれた勇壮な男性たちが「舁き山」を舁いて(担いで)市内約5kmの道程を疾走し「廻り止め」と呼ばれる目的地を目指します。

ちなみに、山笠の期間中は行事参加者の間できゅうりを食べることは御法度とされています。山笠の祭神・祗園神(スサノオノミコト)のご神紋である木瓜(ぼけ)の花に似ていることから、口に入れるのは畏れ多いと遠慮したことに由来しています。
当店でもきゅうりを使用した商品は、山笠の期間中、別の食材に替えてご提供しております。この期間だけの特別メニューをぜひ探してみてください♪

山笠に向けて準備が進み、博多の町が熱を帯びてきています。
今年は4年ぶりの通常開催ということもあり、福岡市営地下鉄の臨時列車も再開されるそうです!
ぜひこの機会に博多を訪れてみてください!

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